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1、卒業と入団と… ここは王都アルカディアの城の前。 ここは普段、子供たちが遊べるような公園っぽいところなのだが・・・今日は違った。 遊具という遊具は跡形も無くなくなっているし、そこにいるのは12,3歳くらいのどう見ても遊具で遊びそうに無い格好をした男女と、大人たちだ。 遊具があった場所には、掲示板のようなものが取り付けられ、そこに人が群がっている。 人々の表情は、泣いていたり、笑っていたり、ハイタッチをして喜び合っていたり・・・様々だ。はしっこの、最後の掲示板に目をやると、そこには二人しかいなかった。 「やったー!!さっすがリル様!!マジックムーンに一発で入れたぞ!!しかも一位だってよぉっ!! 優秀だぜ…ダッドの番号もあるんだろ?!やったね!ってあれ?」 その掲示板の前にいた少女・・・もといリルが、同じ掲示板の前にいる少年にハイタッチをしようと振り返った。・・・その少年は、俯いていた。 不意に少年が顔を上げた。なんと、涙を流しながら感動しているではないか! 「おえ、何で泣いてんだよ気持ち悪い」 リルは素直にそう述べた。・・・素直すぎる気もしなくは無いが。 「気持ち悪いとは何だ!気持ち悪いとは!」 少年は、手に持っていた紙で涙を拭いた。 「おいダッド!それ、受験番号用紙じゃないか!?」 「・・・あ・・・・しまった・・・」 少年、ダッドは、ハッとして動きを止めた。 しかし、もう既に紙はぐちゃぐちゃで、番号を見る以前の問題となっていた。 「あ――ぁあ、どうすんの?」 「・・・・・・・えっと・・・・・火ぃつけて!」 乾かそうと試みてみるが・・・ 「かっ・・・・紙がっっ!灰になる!!」 失敗。しかも状況が悪化しているではないか。 「それは本部に持っていくしかないな・・・・」 初っ端からボケを飛ばしているが、果たして大丈夫なのだろうか… 「しょうがない…後で先生にこってり絞られるだろうけど…」 そういって城の方へと駆けていく二人。 ダッドは、半分灰と化したその紙を落とすまいと、必死に握り締めていた。 落としてしまっては元も子もないからである。 「すみません!!本部の方ですよね…?」 城の正門前に「試験本部」と書いた紙を付けたテーブルを置いて、椅子にどっかりと座って微妙にくつろいでいる人に尋ねる。 「あぁそうだが。どうかしたのか?」 厳格な青年のようだ。見たところ、騎士団といったところか。いくら騎士団と言えど目上なので、失礼のないように振舞う。 「あの…試験を受けた者なんですけど…」 おずおずときりだす。 騎士団の一部は非常に短気で、少しでも気に障ればそこで意識を失う事になると、リル達の住む街ではめっぽうの噂だった。 この青年がそうでないことを願う。 「どうした?受験番号が分からなくなったのか?」 ありがちなことをとりあえず質問する青年。 「いえ…これ…」 青年は驚きに目を見開いた。 「修復してほしいのか?…まだ認定書をもらっていないのだな。」 恥ずかしさに顔を赤らめながら、ダッドは言う。 「はい、まぁ…。実は―――――……」 約二分の回想。 終わったとたん、青年が爆笑し始めた。 「うはははっ!!おもしれぇ奴らだな!!漫才みてぇだ!!」 今度はダッド達が驚く。 厳格な態度とは裏腹に、気さくな性格なようだ。 笑いが収まらないのか、体を小刻みに震わせながら、受験番号紙を修復してくれた。 これはまたキレイになおるものだ。 「っありがとうございました!!」 といってまた広場に駆け戻る二人。その二人はしっかりと聞き取っていた。 青年が再び爆笑し始めたのを。 「お前のせーで笑われたんだからなっ」 あぁ、先生にどう説明するのやら…などブツブツ呟きながら走る二人。 広場が見えてきたあたりで、鐘がなった。 「―――――~~ヤバッ」 鐘があと3回なる前に戻らないといけない。 1回、二回、三回目… 「せぇぇぇっふ!!?」 三回目が鳴り終わる前になんとか到着。 「おっそおおぉぉい!!何をやっていたのだ!」 振り下ろされる手。え、先生ってそんな人じゃ… 「いっっっっったあぁぁあぁぁぁいぃぃ!!!」 今まで生徒を殴ったことのない先生が急に何で…とリルは思ったが、それが勘違い…のようなものだと気づく。 リルは殴られたのではなく、ベッドから落ちたのだ。 「…ゆ、夢…?昨日のことがすぐ夢に…。思い出したく無いってのに」 そう言い終わったあとすぐに、廊下のほうからすごい足音が聞こえてきた。 「ダッドだな。絶対ダッドだ。うん。」 リルの確信は、当たっていた。部屋の戸がノックというかなんというか、バンバン叩かれている。さっきの悲鳴に反応したんだろうなぁと思いつつ、リルはうっとうしそうに扉を開けた。 「リロリラリリリリル!?今の悲鳴何!?」 こいつ舌大丈夫か?と即座に心で突っ込みを入れ、質問に答える。 「頭打ったんだよ。ちっ、朝の不機嫌が今日は8割り増しだ…」 「え゙!?何故!?ってか8割って…軽く2倍じゃん…」 「昨日の夢を見たこと、頭を打って目覚めたこと、お前が俺の部屋に来たこと」 「えぇっ!?オレ!?オレの所為!?」 そういって自分を指すダッド。女男の会話の筈だが、一人称がオレしか出てこないのには、リルの性格が大きく関係している。 「あれ、そういやダッド、何で制服なんか…」 「え、だって今日卒業式だろ?廊下見てこいよ。皆制服だぜ?」 ここは寮で、皆居る。この学校に来ている者ほとんどが身寄りのない子供なのだ。今の時間に自室を出ると、たくさんの生徒が廊下に出ている。今日は一段と騒がしかった。おかげでリルの悲鳴は全然聞こえていない。ダッドは部屋が隣だから気づいたのだろう。 「本当だ…あぁあぁぁ~こんな最悪な朝、二度と来ませんように!卒業式とか最悪。」 「びっくりした。マジックムーン入団試験に合格したこと忘れたのかと思った。」 卒業の条件として、卒業試験合格、マジックムーンへの入団の二つがある。卒業試験は普段の定期テストとなんら変わりはないので問題ないが、マジックムーンへの入団は超難関となっている。筆記テストは勿論のこと、学校でこなした依頼の数なども入団に関わるという。 まぁ、マジックムーンというのは国王直属の部隊だから超名門の騎士団なわけで、そんじょそこらの学校に通ったところで入れはしない。 リルの通う国立学校は国王が校長。つまりマジックムーンの為にあるような学校なのだ。 生徒に身寄りのない子が多いのは、現国王が優しすぎるためである。その優しさを以ってしても、貧困の差は一向に縮まる気配はないのだが。まぁ、これは貴族たちの所為だけど。 「まぁ、俺は余裕綽々、軽がる入団だけどな!!」 「誰に言ってんだよ、誰に!」 ツッコミをいれられて当然である。 「まぁいいや。とりあえずいくとするか。」 そうしてその日一日朝から日にちが変わるまで、式典、昼食、入団に当たっての説明、夕 食、舞踏会。リルにとって無駄に長い一日は終わった。 「死ぬかと思った~」 と言った一週間後には、同じことを繰り返していた。 「マジックムーンて…すごいな…そりゃあもういろんな意味で。」 「広いし、でかいし、多いし。」 「主語が抜けてて意味がわからんっ。もっとちゃんと喋れよリル!」 舞踏会でひたすら笑顔を振りまいていたものだから、すっかりへとへとだった。 「部屋が3LDKなのがいいな。オレ達見習いでもあの広さ…」 「さすが国王直属……レベル…ってか格が違うな。庶民育ちにはありえない広さだ。」 魔女正装の二人は、中庭で死にかけていた。 「…これからどうなるんだろう。ちゃんと依頼来ないと一生見習いだよ~」 「それはいやだな~。そこまでして続けたくねぇー」 いったい学校がいくつ分あればこの広さになるのだろう、といろいろ考えながら、何気ない会話を続ける。 すると、ダッドがリルの後ろに回りこんできた。リルは何をされるかわからないので一応構えておいた。構えるといっても軽く足をずらしただけなのだが。 「…今日は少し冷えるな。」 「そうだな。少し肌寒…」 言いかけたとたん、ダッドに腕を引っ張られて舌を噛んだ。鍛錬の所為で反応してしまい、離れようとステップを踏むが。 「うわっっっとっとっと……」 腕を引っ張る力が強かったのと、魔女正装のドレスの裾が邪魔で、思いっきりバランスを崩してしまった。そのため、ダッドもろとも地面に倒れこんでしまったのだが。 倒れる際、お互いの唇が一瞬触れたのだ。ほんの一瞬。 それに気づき、一気に空気が重くなる。 「ぅおい、お前ふざけんじゃねぇぞ馬鹿野郎っ!!」 「いやいやいやちょっと待てっ。今のは完全に不可抗りょ」 その言葉をキレイに無視し、すばらしい回し蹴りと見事なかかと落としを放ったリル。 リルは、そんな見事な足技を放った後すぐに、ずかずかと自室へと帰って行った。 しかし、またまた寮の部屋は隣同士である。 まぁ、翌日にこんなことまで頭から吹っ飛ぶ出来事が起こるのだが。 そんなことは知る由もなく。
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1 :どうですか解説の名無しさん:2008/03/19(水) 11 43 18.51 ID 5LnMb95u 号泣あるで 3 :L Arc命琢朗信者@ハマ ◆zyJdZ05bPA :2008/03/19(水) 12 04 56.90 ID 1L47GUK9 小坂『ハンカチあるで』 4 :どうですか解説の名無しさん:2008/03/19(水) 12 12 46.96 ID 3lIUMUHr 坂本自重しろ 5 :どうですか解説の名無しさん:2008/03/19(水) 12 13 41.64 ID X6Fc0A7l なんというゆとりスレ 6 :どうですか解説の名無しさん:2008/03/19(水) 12 19 26.02 ID kUtRfr4D ほーたーるのーひーかぁーりー 7 :どうですか解説の名無しさん:2008/03/19(水) 12 21 36.79 ID mCPxO0z7 二岡、ジャイアンツ卒業 8 :どうですか解説の名無しさん:2008/03/19(水) 12 35 50.71 ID ki4ts4jM 二岡をスレタイに入れただけの野球と関係ない馴れ合い雑談スレ 10 :どうですか解説の名無しさん:2008/03/19(水) 12 37 39.65 ID gzcUK9mc 教育リーグ卒業して、今日スタメンだよ 11 :どうですか解説の名無しさん:2008/03/19(水) 12 41 42.07 ID ic6blFfA 尾崎豊みたいな事をするのか? 12 :どうですか解説の名無しさん:2008/03/19(水) 12 42 41.17 ID v0cTsCht ようやく昆虫から卒業か 13 :どうですか解説の名無しさん:2008/03/19(水) 14 03 15.99 ID kjEKqClM 二岡、おしりかじり虫に進化 14 :どうですか解説の名無しさん:2008/03/19(水) 14 06 14.01 ID yDpxIFqk 小坂「二岡さんがいた9年間をぼくたちは忘れません」 坂本「忘れません!」 15 :どうですか解説の名無しさん:2008/03/19(水) 14 14 11.82 ID U1E5wuyl . 14 ワロタ 16 :どうですか解説の名無しさん:2008/03/19(水) 14 17 20.88 ID Mc2yV6QF . 1 古城いい加減気持ち切り替えろ 17 :どうですか解説の名無しさん:2008/03/19(水) 14 27 05.77 ID GnnYTCkR 二岡、家族とファミレスいくもクラスメイト全員がいて気まずい雰囲気に 18 :どうですか解説の名無しさん:2008/03/19(水) 14 44 32.05 ID KRRS4/fi 大学の卒業式フケる奴は氏ね 19 :どうですか解説の名無しさん:2008/03/19(水) 14 46 52.97 ID 7gXE9f5+ 二岡、盗んだバイクで走り出す 20 :どうですか解説の名無しさん:2008/03/19(水) 15 24 43.22 ID OGlzvdwX 二岡をスレタイに入れただけの野球と関係ない馴れ合い雑談スレ
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アステリオン 機体ステータス HP 装甲 運動 索敵 EN 重量 直感 操縦 近 中 遠 名声 NT POINT 地上 水中 宇宙 空中 機体Lv 種類 380 28 100 54 350 22 1000 1200 1100 1100 1000 50 念4 1500 0 -5 2 3 48 #x#-#-#- 特殊能力 念動力者だと索敵上昇 専用武器 変化前 変化後 ダメージ 弾数 重量 消費EN 最低射程 最大射程 属性 特殊能力 ショルダータックル マニューバーRaMVs 110 10 8 20 10 40 ヒート なし 専用装備 なし 機体派生 派生元:カリオン(アイビス機) 派生先:アステリオンAX アルテリオン フェアリオンG フェアリオンS 備考 (補足事項、使用感等のコメントを募集しております)
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それは春の風物詩ともいえる毎年恒例の行事であった。桜の花びらが舞う校門前にて、北高を卒業していくあたし達を在校生たちが名残惜しそうに見送っている。日本全国どこにでもある卒業式の風景だ。 生憎、部活動をしていなかったあたしには、部の後輩という者はいなかったが、つきあいのあったSOS団の面々があたしとみくるの卒業を見送りに来てくれていた。 「じゃあね、鶴屋さん。またいつでも遊びに来てね」 団長であるハルにゃんが、まるで下校中の小学生が友達と別れるくらいの軽い感覚で、さよならを告げる。ハルにゃんが涙を流して別れを惜しむ状況など、さすがのあたしにも想像できないから、ハルにゃんらしいといえばハルにゃんらしい。 「言われなくても、また遊びに来るにょろよ」 ハルにゃんの隣では、いつもと同じ笑顔で小さく手を振る古泉くんとこれまたいつもと同じ無表情の有希っこがこちらを見ていた。キョンくんはハルにゃんを諌めながら何かを注意している。 また、何かサプライズを企んでいたのだろうか。卒業式というのに、そんな見慣れたSOS団のいつもの風景を見ているようで、なんとなく微笑ましい。 笑顔で手を振るハルにゃんに負けないくらいの笑顔で大きく手を振りながら別れの言葉を告げてから、おなじく卒業したみくると一緒に北高の坂道を下っていく。あたしとは対照的に、みくるは目を真っ赤に腫らして涙を流しながら、ハルにゃん達に手を振っていた。 「みくるは泣き虫だねぇ~」 「だって……」 ハルにゃん達の姿が見えなくなった後、二人っきりの帰り道。周囲にはあたし達と同じように卒業証書をもらった北高の卒業生がそれぞれの仲間や友人たちと一緒に帰宅の途に着いている。 「これで、高校生活も終わりにょろね。長いようで短い三年間だったさっ」 「そうですね」 空を仰ぎ見ながら、ハルにゃんやみくると過ごした高校生活の想い出に思いを馳せる。みくるはうつむいたまま目を伏せてあたしの言葉に頷いた。空はどこまでも澄み切って青く雲ひとつない。舞い散る桜が北高の卒業式を祝福しているかのようだった。 みくるは顔を伏したまま、ハルにゃん達と二度と会えないかのような悲しみの空気を纏いながら、とぼとぼと坂道を歩いていた。そんなみくるの姿と自分を重ね合わせて、一瞬あたしの心に暗い影が差したような感じがした。 みくるはハルにゃん達との別れをどう思っているのだろうか? 薄々は感づいていた。みくるにとってハルにゃん達との別れが、他の卒業生のような一時的なものではなく、今生の別れとなるのだろうということを。そして、あたしも…… 「みくるはこれから予定とかあるのかい?」 考えるよりも先に、みくるに誘いの言葉を投げかけていた。自分の行動に、自分でもちょっと驚きながらみくるの反応を待つ。 「え?」 不意に誘いを受けたみくるは、一瞬驚いたように顔を上げてあたしの顔を見つめる。おそらく、この後の予定を聞かれることなど想像すらしてなかったのだろう。一拍ほど間をおいた後、みくるが首を横に振るのを見て、あたし達の午後の予定は決まった。 「じゃあ、これからちょっとあたしにつきあってくれないかい?」 ハニカミながら提案するあたしを、みくるは少し戸惑ったような表情で見つめる。答えはわかっていたが、一応みくるの返答を待つ。 「い……いいけど……」 みくるがそう答えるや否や、あたしはみくるの手をとって北高の坂道を駆け下りて目的地へと向かった。 あたし達が最初にやって来たのは市営のグラウンドだった。大学生と思しき面々が大声を張り上げて練習に勤しんでいる。ここはあたしにとっても懐かしい想い出の場所。初めてハルにゃんやキョンくん達と出会った場所だ。 みくるの誘いを受けて軽い気持ちで野球大会に参加したのだが、そのことがその後のハルにゃん達との退屈の無い日々につながるとは想像だにしていなかった。 ただ、初めて会って一目見たときから彼女たち、ハルにゃんだけでなく有希んこや古泉くんが普通の人ではないことを、あたしは直感的に感じていたのも事実だ。もちろん、みくるにも最初会ったときから普通ではない違和感を感じていたのだが。 「みくる、ここを覚えてるかい?」 「ええっと、ここは……」 問いかけると、みくるは当初どうしてこんなところに連れてこられたのだろうかといった困惑した表情で周囲を見回していた。 「ここは、あたしがみくるに紹介されて、初めてハルにゃんやキョンくんに会った場所さっ」 「あ、そういえば……」 解答を投げかけると、みくるはハッと気づいたようなしぐさを見せた後、あたしの顔を見つめた。 「そうでした……よね」 「あの時はみくるにちょっと強引に誘われて……でも、あの時ハルにゃんに会っていなければ、その後の愉快な高校生活も無かったわけだしねっ、みくるには感謝してるさっ!」 「そんな……」 みくるは少し照れたように顔を背けた。これはあたしの本当の気持ちだ。この時、ハルにゃん達に会っていなければ、おそらくあたしは今とは違った高校生活を送っていただろう。 「そういえば、ハルにゃん達は野球上手かったよね。途中からみんなの連続ホームランで逆転で、大学生のチームに逆転したっけ」 「え、え、そうでしたっけ……」 顔を背けたみくるに少し意地悪な質問をすると、みくるは不意を突かれたようにオロオロとしながら視線を宙に漂わす。そんなみくるの姿が滑稽で、あたしは思わず噴き出してしまった。爆笑するあたしを見て、みくるはプクっと頬を膨らして怒っていることをアピールする。 「いやあ、ごめんごめん、あんまりにもみくるが可愛かったもんで、つい……」 「もう、鶴屋さんったら」 怒ったことをアピールしながら、再び顔を背けるみくるを見て、ようやく普段のみくるに戻ったような気がした。そうさ、これがあたしが好きな親友のみくるの姿さっ。そして、これがあたしとみくるのいつもの関係。 あたしが少し意地悪をしてみくるをからかい、みくるはそれを受けてあたふたする。みくるには迷惑かもしれないが、そんな関係があたしは好きなんだ。 そんな中、グラウンドの方に少し異変が起こったようで、チラッと目を向けると、今まで練習をしていた大学生たちがあたし達に気づいてこちらを指さしているのが見えた。もしかしたら、彼らはあの時の大学生で、あたし達に気づいたのかもしれない。 せっかく懐かしい想い出に浸っているときに、めんどくさいことをしょい込むのは野暮というものだ。こんな機会はもう二度と無いだろうから…… 「ほいじゃあ、つぎに行こっかぁ」 「え!?」 唐突に手をつかむと、みくるは驚いたような面持ちで一瞬あたしの顔を見つめる。そんなみくるにかまうことなく、みくるの手を握ったままグラウンド背にして駈け出した。 次にやって来たところは、住宅街の真中にある池の畔だった。周囲はおせじにもあまり手入れされているとは言えず、枯れ木やごみが雑然と散らばってる。池の水も濁っていて、放置された場所なのだということが一目でわかる。 実はあたしの家もこの近くにあるのだが、あの日ハルにゃんとここに来るまでは、こんな寂れた場所があること自体気にも留めなかった。いまでは、ここも大事な想い出の場所となったのだが。 「ここは……」 問いかけるまでもなく、みくるはここがどういう場所かを思いだした。この場所に来て、みくるは一体何を思い浮かべるのだろうか。あたしに池に放り込まれたこと? それとも…… あたしにとっては、ここも掛け替えのない思い出の場所ではあるけれども、みくるにとってここがいい思い出の場所と思えるかどうかはわからない。それでも、ここに来ないことはあの時のみくるに対する仕打ちを隠すようで卑怯な気がしたから。 複雑な面持ちで見つめるあたしの視線に気づいたのか、みくるはあたしの方を見て優しく微笑んだ。おそらく、あたしと同じことを思い出し、そしてあたしの気持ちを察したのだろう。 「そんな顔で見ないでください。大丈夫です。あたしにとっては、あの日のことも大切な想い出の一つですから」 「みくる……」 「あたしにとって、涼宮さんやキョンくん、長門さん、古泉くん、そして鶴屋さんと過ごした日々は、ほんのひと時でも、どんな些細な出来事でも、掛け替えのない大切な思い出なんです」 北高で過ごした日々を思い出すような面持ちで、静かにみくるは言葉を紡いでいく。そんなみくるの姿を見て、胸に熱い感情がこみあげ、言葉を失ってしまった。ただ茫然とみくるの姿を見つめる。 ただ立ち尽くすあたしから視線を逸らし、みくるは池の畔に近づいて行くと、落ちないように腰の引けたような格好で注意深く池の中を覗いた。 「まだ池の水は冷たそうですね」 「そ……そうにょろね」 不意に言葉をかけられたため、少し戸惑いながら言葉を返す。そんなあたしの姿を見て、みくるはクスクスと小さく笑った。 クシュン 暦のうえでは春になったとはいえまだまだ寒い。突然二人の間を吹き抜けた風に、みくるがくしゃみをする。心配そうにみくるに視線を向けると、 「平気です。これぐらい、別になんともないです」 そう言いながら、みくるは大丈夫だとアピールするかのように微笑んだ。北高から市営グラウンド、住宅街の池と歩いて移動したのだから、体力の無いみくるにとって辛かったのかもしれない。 「すぐ近くにあたしの家があるから、ちょっとそこで休んでいこっか」 みくるは静かに首を横に振る。 「もう一ヶ所、わたしと鶴屋さんの共通の想い出の場所がありますよね。先にそこに行きましょう」 静かな声でみくるはそう言った。あたしの考えは、すでにみくるにはわかっていたのだ。声は静かでも、こういうときのみくるは決して妥協はしない。そしてそのことを、あたしはよく知っている。 いつものように物静かなみくるであったが、いつのまにかその瞳には決意のような力強い何かが宿っているように感じられた。 「無理はしなくていいにょろよ。ゆっくり歩いて行くにょろ」 先頭に立ち、みくるを先導するかのように池の畔から住宅街へと入っていく。みくるはあたしの後をいつものように着いて来た。 「あのね、鶴屋さん……」 少し歩いたところで、伏し目がちだったみくるが顔を上げ、あたしに声をかけてきた。覚悟、決意、そういった強い意志がみくるの声から伝わってくる。あたしの心に動揺が走り、全身から嫌な汗が吹き出るのが分かった。 「い、いろいろ話したい想い出があるかもしれないけど、話は目的地に着いてからにするさ」 なるべく明るい声で、みくるの言葉を遮った。機を逸らされたみくるは、再び顔を伏せてそのまま黙りこんでしまう。あたしはみくるが何を言おうとしたかを知っていた。 そう、今日が訪れるずっと前から、この日が、この時が来るのを知っていたのだ。 だが、あたしにはまだ、それを受け入れる覚悟がなかったのだ。二人の間を気まずい沈黙が漂い始める。一歩一歩あたし達は目的地に向かい進んでいく。その一歩一歩が、みくると積み重ねてきた年月の重さのように感じられた。 途中からバスに乗り、見覚えのある停留所で降りた後、あたしとみくるは山道を登り始めた。眼前には田んぼと畑が広がる。ハルにゃんと策を巡らせた時はまだ冬の寒い時期だった。 宝物をどこに隠すか、山の中をさまよいながら適当な隠し場所を捜したのが昨日のことのように思える。 労力を惜しむためにキョンくんや古泉くんに穴を掘らせようと提案したのはハルにゃんだったっけ。そのアイディアを閃いた時のハルにゃんの眩しい笑顔は、いまでも忘れることなくあたしの脳裏に刻み込まれている。 ふと後ろを振り返ると、少しつらそうな表情を浮かべながらみくるが息を切らしてついてきているのがわかった。体力の無いみくるにを自分勝手に連れまわしてしまっている自分の至らなさに気づいて、反省の念がわいてくる。 「大丈夫かい、みくる」 みくるに手を差し伸べると、みくるはふうふうと息を切らしていたにもかかわらず、ニコッと微笑んで首を横に振る。 「大丈夫、わたしもいつまでも鶴屋さんに頼ってばかりいられないから」 みくるの決意のようなものに一瞬触れたような気がして、思わず手をひっこめた。そうか……みくるもみくるなりにこれからのことを考えているんだ…… いままで自分がみくるに対してしてきたことや思っていたことは、もしかしたらみくるにとっては余計なお節介だったのかもしれない。みくるとあたし同い年、もっと対等な関係を築くべきだったのかも…… そんなことを考えながら、あたしは再び目的地を目指した。獣道を抜けて、ようやくあの宝物を隠したひょうたん石のある場所へとたどり着く。 「やあ~ようやくたどりつけたね」 「疲れました~」 みくるはその場にへたり込むように座り込む。しかし、その表情はどこか達成感すら感じさせるような笑顔だった。みくるもこの場所来たかったのだろうか? この世界に別れを告げるその前に。 ハルにゃん達と知り合って初めて迎えるバレンタインの想い出を頭に思い浮かべる。懐かしい記憶をたどりながら、みくるに声をかける。 「ハルにゃんも面白いこと考えるにょろね。宝探しでバレンタインのチョコを渡そうなんてね」 「でも、面白かったですよ」 山道を急いで登ってきたこともあり、休憩するようにあたしもみくるの隣にしゃがみ込む。体は疲れてはいるが、心地よい疲労のように思えた。きっとみくるもあたしと同じ気持ちでいるに違いない。 周囲は静寂に包まれていて、あたし達以外物音をたてるものは何一つない。肌寒いはずの空気すら心地よく感じる。みくると同じ風景を見て、同じ想い出をたどっていることが、なにより嬉しかった。 「鶴屋さんは参加しなかったんですよね。涼宮さんは鶴屋さんにも勧めたはずなのに」 ごく自然に、みくるがあたしに問いかける。 「あたしはねっ、みくるやハルにゃんや有希っこが楽しそうにしてるのを見ているだけで嬉しいのさっ。だから、あえて参加しなくてもよかったにょろよ」 なるべく明るい声で、自分に言い聞かせるように答えた。だが、これは事実ではあっても真実ではない。この時にはもう、あたしは知っていたのだ。自分にハルにゃん達の輪の中に参加する資格がないということを。 そんなあたしを、今みくるはどんな気持ちで眺めているのだろうか。もしかしたら、あたしの心の中まで見透かしているのかもしれない。そんな思いを抱いたことは一度や二度ではない。みくるは子供を見守る母親のような表情で強がるあたしを見つめていた。 「みくるもキョンくんにチョコレートを渡したにょろね」 「え!?」 突然の質問に驚いた表情を見せてから、みくるは控え目に首肯する。 「みくるは本当はキョンくんのことが好きだったんじゃないにょろか?」 問いかけると、みくるはそのまま沈黙してあたしから目を逸らした。何かを思い悩むように宙の一点を見つめるみくるの表情が段々と普段とは違う真剣な表情に変わっていく。 「はい、わたしはキョンくんのことが好きでした」 いじわるなあたしの質問に、みくるはっきりとした声で答えた。その言葉は静かではあったものの力強くあたしの心に響いた。あっさりと肯定するとは予想していなかったあたしのほうが逆に度肝を抜かれる。 呆気にとられて、二の句を告げないでいるあたしに、みくるはさらに言葉を紡ぐ。 「でも、キョンくんには涼宮さんがいたし……それに……わたしは涼宮さんのことも好きだったから……ううん、違う、わたしは涼宮さんが好きなキョンくんが好きだったの……」 自問するように心の内を明かすみくるを見て胸に熱いものがこみ上げる。同時に聞いてはいけないことを聞いてしまった気がして、後悔の念が押し寄せる。 「ごめん……みくる」 「ううん、いいの、わたしもきっと誰かに聞いてもらいたかったから」 何かを諦めるように視線を地に落として、みくるは最後の言葉を紡いだ。いろんなことに縛られているみくるの本音に、本当の本心に、何の覚悟も無く踏み込んでしまったような気がして後ろめたい感情に苛まれた。あたし達の間に再び沈黙が訪れる。 長いような短いような時間が過ぎ去った後、 「じゃあ、帰りましょうか」 沈黙を破ったのはみくるだった。 「みくる……」 緊張の糸が切れたのか、なぜかあたしの眼から涙が溢れてくる。 「鶴屋さん……」 「ごめん、ごめんよ、みくる」 守っているつもりだったのに、本当はあたしのほうが守られていたのかもしれない。みくるはちょっと意外なものを見て驚いたような表情を見せた後、涙を流すあたしの頭をギュッと抱きしめてくれた。 そのままみくるの胸の中で、あたしは体を震わせて泣いていた。この温もりを、あたしはずっと忘れることはないだろう。涙が止まるまで、みくるはあたしを抱きしめてくれていた。 どれぐらいそうしていたのだろう。あたしはみくるの胸から頭を上げて涙を拭う。 「そろそろ帰ろっか」 「そうですね」 情けない姿を見られて少し恥ずかしさもあったが、みくるはそんなあたしに普段と変わらない態度で接してくれた。そんなみくるの様子から、あたし達は確かに親友だったと改めて確信できた。たとえこの後に別れの時が訪れようとも…… 言葉少なく、あたし達はもと来た山道を下ってゆく。山道を降りて国道に出た時、黒塗りのリムジンが目の前に止まった。下山の途中に、携帯で電話をして、実家に迎えをよこすように言っておいたのだ。 「家まで送っていくよ、みくる」 少し躊躇して視線を逸らしてから、みくるは無言のまま首を左右に振った。 「わたしはもう少し一人でこの街を見て回ります。わたしにとって掛け替えのないたくさんの想い出のつまったこの街を……」 小さな声で呟くみくるの姿はどこか儚げに思えた。そんなみくるのために、あたしがしてあげられること……なるべく元気な声であたしは別れの言葉を紡ぐ。 「じゃあ、これでお別れだねっ、みくる」 「あ、あの、鶴屋さん、わたし……」 「あ、それでさっ、みくる」 決意をして、何かを言いかけたみくるの言葉を、さも今思いついたようにあたしの言葉で遮った。 「あたし……今日、これからすぐに日本を離れて海外へ留学するにょろよ。だから、もう当分の間会うことはできないさっ」 「え!?」 不意に予想もしていなかったであろう事実を告げられて、みくるは驚いた表情であたしを見つめる。 「でも、必ずまた日本に戻ってくるから、その時まであたしのことを忘れちゃダメにょろよ」 ハニカミながらみくるに別れを告げる。みくるは困惑した表情を見せた後、微笑みながら大きくうなずいた。無言で微笑を返して、車に乗り込んだ。胸の奥から悲しみがわき出てくるのが分かった。 車に乗り込んだ後、もうみくるの姿を、表情を振り返って見ることはしなかった。いや、できなかった。あたしは知っていたからだ。もうみくるに会うことはないということを。みくるが最後に言おうとしたのは、最後の別れの言葉だということを。 あの池の畔でも、みくるはそれを告げる機会を伺っていたのだ。だが、あたしはその機会をことごとく奪い、みくると別れの言葉を交わすことを拒否してきた。そうすることで、いつかまた再開できることを期待したのだ。そんな奇跡が起こることが無いということを知りながら。 「いいのですか」 聞き覚えのある男性の声が聞こえた。静かで、それでいて優しさを感じさせる声。リムジンの対面の席に初老の男性が座っている。あたしがじいと呼んでいる、鶴屋家に代々仕えてくれている執事だ。 「いいんだ。行ってくれ」 「わかりました」 外の景色がゆっくりと動き出す。 「いったん本家の方にお戻りになりますか?」 「いや、このまま空港に行くにょろ」 「お嬢様」 少し厳しい口調で、じいは少し表情を険しくしかめながらあたしを見つめる。 「お嬢様は鶴屋家の当主なのですから、その言葉づかいは……」 「わかってるよ!」 窓際に頬杖をついて移りゆく外の景色を眺めながら、じいの方を見ずに言葉を遮る。そんないつものあたしの様子を見て、じいが小さくため息をつくのがわかった。いつの間にか日は山に差しかかり、辺りの景色は夕日で真っ赤に染まっていた。 眺めていた景色がゆっくりと止まり、車が交差点で信号待ちをしていることがわかった。ふと、道を挟んだ交差点わきのコンビニからハルにゃんとキョンくんが出てくる姿が見えた。ふたりはいつものようにじゃれあいながら、コンビニの前で何かを言い合っている。 夕暮れの黄昏に染められた二人の姿がとても遠くに感じられる。確かにさっきまでは、あの北高の校門をくぐるまでは、手を伸ばせば届く距離にあったはずの身近な日常が、今はまるで幻想的な夢であったかのようにさえ思えるのだ。 目を輝かせて元気にふるまうハルにゃん、それを優しい表情で見守るキョンくん。周囲には二人の他には誰もいない。有希っこも古泉くんも。 トクンと、心臓が大きく鼓動するのが分かった。同時にあるひとつの考えが頭に思い浮かぶ。 『もしかしたらあたしはキョンくんのことが好きだったのだろうか?』 まったく意識していなかったと言えば嘘になるだろう。だが、このあたしの中にあるキョンくんへの気持ちは恋愛感情なのだろうか。自分では憧れのようなものであって、恋愛感情ではないと思っているが、正直なところはわからないというのが適切だろう。 だが、これが仮に恋愛感情であったとしても、キョンくんと結ばれるということは決してなかったに違いない。あたしは色々なことを知りすぎていたからだ。有希っこやみくるがキョンくんに好意を抱いていることを。古泉くんがハルにゃんに同じく好意を抱いていることを。 にもかかわらず、彼らは、個人的な自分の感情を押し殺して、二人を結びつけるために努力をしていた。そしてそれこそが、平凡ではない彼らが平凡な世界に存在する理由だったからだ。なぜそんなことを目的とするのかは皆目見当もつかないが。 そして、彼らはその目的を果たし、段々と二人から距離を置こうとしているのだ。だから、彼らが個人的な感情を押し殺してまで結びつけようとしているハルにゃんとキョンくんの仲を壊してまで、あたしが自分の我儘を押し通すことなどできるわけもなかった。 彼らは自分たちに与えられた役割を立派に果たした。そして、みくるがそうであったように、有希っこや古泉くんも密やかにあたしやキョンくん、ハルにゃんの前から姿を消すのだろう。 走馬灯のようにめぐる彼らとの想い出を思い浮かべながら、彼らの生き様を自分の姿に重ねる。彼らは立派に自分の役割を果たしたのだ。だから、あたしも彼らと同じように自分の役割を果たすとしよう。 「じい」 「なんでしょうか」 「この間言っていたボディーガードの件だけど、じいの言う通りにするよ。何かあったら困るから」 「かしこまりました」 窓の外にはハルにゃんの屈託のない笑顔があった。世の中の常識や慣習に縛られることなく生きている彼女が羨ましかった。ふと、考える。 『もし、ハルにゃんがあたしの立場だったら、どう行動しただろうか?』 常識や慣習にがんじがらめにされているあたしにはハルにゃんの行動を窺い知ることはできない。でもきっと、ハルにゃんが今のあたしを見れば、窮屈な生き方をしているとあきれるに違いない。 ゆっくりと周囲の景色が動き出す。あたしは二人から目を逸らして前を向いた。 「どうかなさいましたか」 じいの言葉に答えることなく、無言で首を横に振った。 黄昏に染まった街並みに夜の帳が落ちる頃には、あたしは空港から海外へと出国しているだろう。そしてもう一度日が登れば、子どもだったころのあたしはいなくなり、あたしは鶴屋家の次期当主となる。子供でいられるのは今日までだ。 背もたれに身体を預けて目を閉じる。走馬灯のように浮かんでくる高校生活の想い出の日々。 いまは、いつかこの想い出が色あせて記憶の彼方へと沈んでしまうことが、あたしにとっては何よりも怖かった。 ~終わり~
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458 名前: ◆lllllTqq9g [sage] 投稿日:2006/10/24(火) 01 53 13 ID CD/eeG4L ,. - 、, ‐、-‐-─- 、 ,∠ -ァ ,. \ 、 / ,.ィ′ /´ ヽヽ /,イ , / ,. ,.ヽ vヘ i. / / | i ! ヘ ヽ く レ /l|,イ i. l i , ,. i , ヽ {. / ,リ j,ヘ |、 !‐-`、 ヽ ! i ! j v{、{ゝYィiヽl \ゝ‐ヘヽ._ ! ! , { `/ゝ/じ /ィハ、ヽl l 丶 ヽ (( /{ `_ {ヘ.ソ ト| リ/( \ ヽ ! {rヘ、 ` " ノノイ′ハ ヽ !ハ ノ ``^,ゝ..__ _,ゝノハ ノ ハ ノノノ.丿 /{ ヽ  ̄ 「 ´ ィ´ノ ′´ _ / \ ,ノ ,L _ | f´rミ, イ ,_ ... .. . / _,∠ヽ .` .」_ ,r { \ゝ{ {. . . / /´⌒ヽ\ヽ .ヽ __,r リ′` j;/ / i .. . . .ヽ ヽヽ ヘ ,r‐! r‐ゝ、 j /. !/. i|/. .ヽ , ヘ f_hjJ . . \ / f; イ,!. | . / ハ . , , ;ハ、 ,fj- ´ . ... .. . /ヾ ‐ ,二ヘ. | , j! |/. | ヘ . , , .ヽ / . .. .. . /_ー ノ. //. ;rヘ ハ ! .| ハ , .____,」 ./ . .. .. . / {_フ. //. ;ハ j Y ! i .|/. |_`ー──‐」 { . . .. . / `ヾ ノ f´. / i ! .|  ̄ 「 ̄ 丶. __/ 〈 v !ゞ ; . ; ..! i| .l ヾ !. .、 , イ .l v ` .丶. _; ィ i !、 v .ヽ ノ , . ト、 _ ハ 、 ` .、 /. ;ノ _,.ニ‐<ノ ` ‐- . __ . . .__,ノ-ァ. T { ; 、 ヽ\  ̄/. /f. { ! i! ; .、 .`、\ /. /. ! .! ! j| ; .、 .ヽ .\ ____,r ;ァ . /_;」 i ;! ィ. i、 ; .、 .`、 .\ _f.  ̄. _ - ;> . r ‐ァf´ ! i ! ! ; .、 .ヽ ;ハ、 ,. - ´f. 二- ̄; -‐.  ̄ ;. -‐. ´. .;ノ. ! i l .i ; .ヽ ハヽ ヘ . / ,〕> ´. ;. -. ´. _;. /. /. j ! ! i ; ハ i l l { _,. ‐´ y ´. _;. ‐ ´. /. / /. /. . ! i ; ! ! ! ノ,. - 、 / };. -. ´. /. /. /. /. / i ! j ;ノノ. ‐- ヘ / `ーァ¬= ┴‐--< _ /. /. /. /. ;.ィヘ . ! リ{ ゝ、 ` .. ._ j { /. .`ー< _ /. {;/ ヘ \ { `、 .丶 .`! \ {  ̄¨ ー .\ \ ` ‐- 、 丶 .\ j ` ー-`----─-─-- .. _ .` ,、_ `丶. \ .ヽ ;ゝ′  ̄ ̄  ̄ ¨`ー、{_{ .ヽ. \ ヾ ´  ̄``丶.._、`ーァ′  ̄ 成沢 (ナイショの卒業)
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受付期間 3月10日23 59締め切り 結果発表 3月11日より随時 せっかくの卒業式なので宇宙(月面)で開催します。 卒業式なので大人気のトライポッド・マリアエレナ・定期ミサイルから卒業しましょう。 ついでに便利なソニックブラスター・ジャミングフォグ・オプション装置からも卒業です。 途中離席は認めません。 そして校長の話は長いんです。 というわけで、以下テンプレorレギュレーション等 ■卒業式記念戦in宇宙 ファイル名: オーナー名: チーム名: 使用機体: コメント: SATOLOKEにアップし、「■卒業式記念戦in宇宙」と記載してください。 レギュレーション 一人一チーム・自律型のみ チーム編成制限 最大3機 機体制限 トライポッド・マリアエレナ使用禁止 武装制限; ミサイル・ソニックブラスター・ジャミングフォグ使用禁止 チップ制限 ボタン判定・アナログ判定・オプション装置起動チップ使用禁止 対戦方式 ハーフリーグ戦 試合時間 180秒 フィールド 月面 /540m/なし(1秒) ダメージ 有有有有(被武装障) 勝利条件 残耐久率 審判方法/対戦形式 1リーグ最大12チーム。ハーフリーグ2回(正順逆順、各1回) 参加チームが3チーム以上で開催。 参加チームが13チーム以上で予選開催。 勝ち点方式(勝1負0分0.5) 同一の場合はエントリの早い方が上位。
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ID.3101~3200 SSS卒業式:抱きしめたい ステータス ステータス No 3107 Lv 99 Rare ☆6 属性 光 種族 人間 COST 70 最小HP 1305 最大HP 2609 限突最大HP 4174 最小ATK 946 最大ATK 1891 限突最大ATK 3025 Limit Over 20 Charm 100.0 スキル スキル リーダースキル LS:卒業式! 味方の人間族ユニットのHPと攻撃力が3倍になる アクティブスキル AS:仰げば尊し! 戦闘不能の味方1体を最大HP100%で必ず復活させる。さらに、1ターンの間、味方の光属性ユニットの攻撃力が2倍になる。(SP消費 2) ターン 最大 20 最小 10 スキル1 NS:戦歌斉唱! 敵単体に光属性の特大ダメージを与える●特性:味方が防御アップ状態なら、代わりに超特大ダメージ スキル2 NS:卒業生:音無&かなで 敵単体に無属性の特大ダメージを与える■BOOST:さらに、SPを1回復する リンク リンク リンクボーナス LV HP ATK 1 210 26 99 809 101 レースボーナス ・HP+250/攻撃力+5.0% リンクスキル LiS:戦歌斉唱! 敵単体に光属性の特大ダメージを与える リンクパッシブ LiP:リンクブーストアップ 場にBOOSTが出やすくなり、最大2箇所まで出現する その他 進化 進化 SSS卒業式:信じる想い ⇒ SSS卒業式:晴れた心 ⇒ SSS卒業式:ハイタッチ ⇒ SSS卒業式:抱きしめたい 必要素材 入手方法 進化:SSS卒業式:ハイタッチ プロフィール プロフィール 幸せな時間は過ぎていく。音無とかなでは、お互い相手に絶対伝えなければならない『想い』があった。音無はこの世界に2人で残ることを願い、そしてかなでは・・・・・・。『ありがとう、結弦。あなたのおかげで、私は人生を素晴らしいを思えたの。そのお礼をずっと言いたかった・・・・・・ありがとう』 関連 ID.3101~3200 SSS卒業式:ハイタッチ SSS卒業式:信じる想い SSS卒業式:抱きしめたい SSS卒業式:晴れた心 備考 コメント 名前 コメント
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- 11/18 1.テメナス中央塔1階(Wisteria) 2.アポリオンSE(Mayura) 【ホマム希望受付 】 Axell(1足)Arshemia(1胴2手) Whitoneko(1脚2足) Wesker(1胴2手) Sharkxp(1脚2胴3手4足) Kajikaji(1手)Yzak(1頭2足3胴4手5脚) Oval(1脚2足3手4胴)Aguilera(1胴2脚3手4足) Wisteria(1足2脚3頭) 【ホマム・サブ希望受付】 Arushia(1手2足) 【ナシラメイン希望受付】 Arushia(1胴)Elein(1足2手3胴)Virginia(1脚) Tacky(1脚2胴3足) Afise(1胴2足) 【ナシラ希望・サブ受付】 Axell(1脚2足) Whiteneko(1手2脚) Wisteria(1脚2足3頭) スマルト スモーキー Tyrfing Tacky Wesker Whiteneko Tyrfing Mayura Wesker チャコール マゼンタ Tyrfing Mayura Wesker Tyrfing Mayura エメラルド スカーレット アイボリー Wisteria Wisteria Arushia Wisteria オーキッド セルリアン シルバー Virginia Arushia Virginia Arushia Virginia 戻る 仕事のためお休みさせてください ._.; -- Whiteneko (2007-11-16 19 14 54) すみませんが、欠席でお願いします; -- Axell (2007-11-17 18 31 28) 名前 コメント
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登録タグ グロ セクシャル 危険度3 斬首 漫画 食用Box ebbsにもアップロードされている18禁漫画。 とある中学校の3年生達が卒業行事として全裸で首を落とされ死んでいくという内容。 (一応斬首の直前に痛み止めを注射されているという設定で、死ぬ瞬間に痛がっている描写は無い) 「これから死ぬと思うと興奮する」など死ぬことに何の躊躇いも無い姿が時にコミカルに、時に猟奇的に描かれている。 「『卒業斬首式』は人の死を楽しむ漫画です。」(あとがきより) 作者は猟奇モノの漫画を多く描いている後藤寿庵氏。 + 後藤寿庵氏のその他猟奇作品 他殺志願 ギロチンオナニー 他 以前はこの記事は「卒業斬首式」というワード名だった。 なお、現在は作者のブログやpixiv(一般公開)などからは全て削除され、pixivFANBOXの支援者のみ閲覧が可能となっている模様。 分類:グロ、セクシャル 危険度:3 コメント 狂気を感じてなんか途中から見れなかった、鬱系ならなんとか見れる(後遺症なしとは言ってない)のになぁ… -- (名無しさん) 2022-03-29 07 47 21 危険度2くらいじゃね? -- (名無し) 2022-04-19 00 18 14 普通に好き。 -- (名無しさん) 2022-05-27 21 22 22 ロリもエ口もグロも学園ラブコメもBLも日常コメディもやりたいみたいな作品で笑った -- (名無しさん) 2022-08-18 03 51 38 絵が好みだから非常に勿体ない -- (名無しさん) 2022-09-25 10 11 44 賢者紛れ込んでるの草 -- (ヒカマニ) 2023-02-18 12 18 44 俺この人のエロ漫画好きやわぁ -- (そこらのガキ) 2023-06-19 00 38 43 危険度2くらいって言ってる奴、感覚麻痺してるやろw -- (名無しさん) 2023-06-24 18 58 23 しんどい -- (名無しさん) 2023-08-10 01 07 16 あれ?あの人ってシ〇タとか近親相姦専門じゃなかったっけ? -- (名無しさん) 2023-09-03 15 56 21 名前 コメント すべてのコメントを見る
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584: トゥ!ヘァ! :2017/11/02(木) 19 21 50 大陸種 スパロボOGクロス 〇リオンバリエーション リオンU 武装:マシンキャノン レールガン ホーミングミサイル リオンの輸出仕様。DCと協力関係にあるCE世界の各国へ義勇軍派遣の見返りとして輸出されたモデル。 基本性能は新西暦(OG)世界のノーマルモデルリオンと変らない。 とは言えリオン自体が当時のDCにおける最新鋭主力機だったため生産数はそれほど多くはない。 CE世界各国はこの機体によってテスラドライブ搭載機の運用方法確立を行い、ドライブ搭載の新兵器開発へと活かしていくこととなった。 カノーネリオン 武装:90mmガトリング 大型レールガン 背部大型ミサイルポッド リオンの地上掃討用モデル。正式名称はリオンタイプG。 DC開発による正式な機体ではなく、当初前線に派遣されていたCE諸国の義勇軍が在りあわせの武装でリオンを強化した機体。 ランドリオンの大型レールガンとコスモリオンに装備されている背部ミサイルポッド。元々ホーミングミサイルが装備されていた左腕には義勇軍が持ってきた90mmガトリングが装備されている。 機動性の低下と引き換えに火力の増強を目指した機体。問題となった機動性もリオンシリーズとF-32シュヴェールトによって制空権が確保されているため問題視はされなかった。 後にその有用性を見込んでDC正規軍によって正式なバリエーション機に認定された。 リオン改 武装:マシンキャノン ビームキャノン ホーミングミサイル CE世界へと輸出されたリオンUを基に各国が改修を施した機体。 共通項としては新西暦(OG)世界より入手した携行式ビーム兵器を基に研究が進められていた各国のビーム兵器を搭載した形となっている。 このため国によってビーム兵器の性能が大きく違っており、戦闘力の差として顕著に表れている。 例としては大洋連合ではミノフスキー粒子を用いたメガ粒子砲(ビームライフル)を搭載しており、四大国の中では最も火力に秀でた代物となっている。 大西洋連邦ではGシリーズを始めとした従来のプラズマ式ビーム兵器を搭載。威力では大洋に劣っているが連射性に秀でたモデルである。 ユーラシア連邦では新西暦世界から入手したビーム兵器と盟友大洋連合との交流によりもたらされた技術をハイブリットした独自規格のビーム兵装を搭載。 連射性や威力では大洋や大西洋に劣るが精度と射程に優れた狙撃モデルとなっている。 東アジアは四大国の中で最も技術的に遅れていたが半ば開き直ったことからビーム兵器の大型化を進め威力を強化。背部に専用コンデンサーを装備する羽目となったが威力では大洋連合の次に高い代物である。 実戦におけるデータ収集のため新西暦世界の義勇軍に何機か送り込まれ運用された記録が残されている。 ビーム兵器の性質上、地球連邦軍相手には有効な兵器であったが。エネルギーフィールド完備であるエアロゲイターの前では著しい威力の減退が確認されている。 585: トゥ!ヘァ! :2017/11/02(木) 19 22 27 マリオン 武装:マルチジェットミサイル スーパーキャビテーション魚雷 フォノンメーザー シーリオンをCE世界の協力のもとでより水中戦に特化させた機体。 リオンタイプM(マリン)が正式名称。マリオンは通称。なおこの通称に一部の人は難しい顔をしたとのこと。 現在の連邦軍相手ならばこれといった水中機が出てきていないため従来のシーリオンで十分な活躍が可能であったが、将来的に水中戦可能な機体が出てきた時を予想し、改修が行われた機体。 両腕にスーパーキャビテーション魚雷。胸部にフォノンメーザー(一種の音波砲)を装備し、水中における戦闘力を強化。 背部のマルチジェットミサイルは改良が加えられ、陸と空への攻撃性能が強化された。 具体的には適正Cから陸はB、空はAにまで強化が行われた。 既存のシーリオンと比べ格段に戦闘力は上がったが、結局DC戦争中に連邦軍はこれといった水中適応機を出してこず、ビアン総統の戦死により戦争は終結。ハガネ部隊相手に幾らか投入されたのみで活躍が終わってしまった。 しかし、L5戦役では水中から侵攻してくるスパイダーことイルメヤ相手に奮戦。またその後もDC残党やノイエDCにおいても運用され、これといった水中戦機を持たない連邦軍を翻弄することになるなど戦後になり活躍する皮肉な機体となった。 ハイガーリオン 武装:マシンキャノン バーストレールガン アサルトブレード ビームサーベル ビームライフル 120mmマシンガン ソニックブレイカー ガーリオンの強化タイプ。ガーリオン以上ガーリオンカスタム以下の性能。ラストバタリオン仕様機の兄弟機。 主に飛躍的な活躍をしたCE世界の義勇兵相手にDC高官が手ずから与える機体。 所謂エース仕様の機体であり、通常のガーリオンと比べ推力が3割程向上している。 またウェポンブロック搭載。機体の能力を下げるタイプの特殊武器を封殺している。 受領者として有名な人物ではジョニー・ライデン、ガナード・パルス、ラウ・ル・クルーゼ、エドワード・ハレルソンなど。 586: トゥ!ヘァ! :2017/11/02(木) 19 23 03 クルーゼ「世界滅びねかなーっと思ってたけどプラントがスムーズに独立してしまった…」 クルーゼ「なんかゲートの先で戦争が起きていると聞いて。もしかしたら向こうにこそ私が求めていたものがあるかもしれない」 クルーゼ「EOT審議会ってクソやん。やっぱ人類滅びるべき(や人滅)」 クルーゼ「向こうに義勇兵名義で潜り込んだ。取りあえずプラントからの義勇兵だし、統合軍の宇宙戦線に配属された。こちらの世界で戦争を扇動して世界を絶望に陥れてやる(希望が見たい)」 クルーゼ「名声稼ぎのために頑張っていたらなんか妙に褒め称えられているんですけど」 クルーゼ「気づけば英雄的な扱いを受けて祭り上げられている…解せぬ。いや、この名声を利用すれば私の望むままのことが」 クルーゼ「突然戦争が終わってしまった…ヒリュウ部隊って何なのあれ。化け物ばかりやん」 クルーゼ「なんか友人から「お前の寿命どうにかなるって」って言われて半ば無理矢理治療されたと思ったら身体が軽い…薬がぶ飲みしなくてもいい…もう何にも怖くない!」 クルーゼ「定期的な治療は継続していく必要はあるにせよ寿命で焦る必要がなくなってしまった…これからどうしよう(´・ω・`)」 この後アニメやゲームにドはまりしたり、犬や猫飼って癒されたり、CE世界に治療のために帰る時に一緒についてきた元統合軍の同僚(生き残った元トロイエ隊員モブ)と結婚して幸せになりましたとさ。 587: トゥ!ヘァ! :2017/11/02(木) 19 23 51 投下終了 クルーゼのところは半ばギャグなんで気にしないでください。 モデルはガンダムさんのノリ。